小さな丸い波刃と両刃付けのブレードで、繊細なジェノワーズ生地を美しくカット。手作りケーキの仕上がりがワンランクアップします
小さな気泡の柔らかい生地とクリーム、フルーツがたっぷり乗ったホールケーキは食材の固さが異なるので、プロでも美しく切り分けるには技術が必要です。せっかく美しく仕上がったホールケーキも、カットの際に潰れてしまっては台無しになってしまいます。
サンクラフトのジェノワーズナイフは、繊細なジェノワーズ(※1)生地を美しく切り分けるための工夫が詰まったナイフです。
連続する小さな山なりの刃で繊細なジェノワーズ生地を優しくカット
山なりの丸い形が連続する形の波刃で、繊細なジェノワーズ生地をひっかけることなくスムーズにスライスできます。一般的なパン切りナイフは、鋭い形の波刃で力強く食材に切り込みますが、このジェノワーズナイフは抵抗が少なく柔らかなケーキ生地を傷つけないようにカットできます。
5号ケーキにちょうどいい刃渡り25cm
刃渡りは25cmで、ケーキ作りの基本となる直径15cmの5号ケーキにちょうどいいサイズ。大きなストロークでケーキをスライスできるので、ケーキの断面が美しく仕上がります。
ブレードの形と両刃付けでケーキカットがブレにくい
ブレードは直線に近い形。ナイフを下に下ろすだけで、出来上がったケーキの下までしっかりと切り残しなくカットできます。また、水平にカットする際も刃がどこまで進んだか分かりやすく、コントロールがしやすい形です。通常、波刃のナイフは片刃に刃付けされます。しかし、ジェノワーズナイフは両刃付けにすることで切れ味に左右差が無く、通常のカットも水平スライスの際もブレにくくまっすぐに切りやすい構造になっています。
刃付けは、普通の包丁と同じようにブレードのアゴまでしっかりと施されているので、更に食材の切り残しを防ぎます。
切れ味のいい「関の刃物」だから、カットの際に切りくずが少なくナッペ(※2)も美しく仕上がる
カットの際に切り屑が多いと、デコレーションのナッペに手間取ってしまいます。ナッペに手間取りクリームを何度も触っているうちにクリームがぼそぼそになってしまうことも。
サンクラフトのジェノワーズナイフは切れ味がよく、切り屑が少なく済むので、デコレーションの際のナッペがスムーズにできます。
研ぎ直しについて
波刃の刃付は特殊な技術なため、ご家庭での研ぎ直しはおすすめできません。また、無理な研ぎ直しは刃を痛める原因となります。
研ぎ直しが出来ないからこそ、切れ味が長持ちするモリブデンバナジウム鋼を採用しました。また、商品とご一緒にお手入れ案内をお送りいたしますので、日々のお手入れの参考にしてください。
スライスでもカットでも。2通りの持ち方がしやすいハンドル形状
ジェノワーズ生地をスライスした際に握りやすいように、ハンドルの後ろは大きなカーブになっています。手にフィットするのでナイフが保持しやすく、安定してスライスできます。
また、カットの際にボードに手が当たらない角度になるように設計されています。
※1 ショートケーキ等で使うスポンジケーキ生地のこと。一般的に、共立て(ともだて)と呼ばれる卵白と卵黄を一緒に泡立てて作る生地。きめの細かくしっとりとした仕上がりが特徴です。パータ・ジェノワーズ(pâte à génoise)
※2 ケーキのデコレーション工程の一部で、ケーキにクリームを塗っていくこと。下塗りと本塗りがある。(nappe)